インプラントに先立って
インプラントの手術は、申し込んだからといってすぐに行えるものではありません。インプラント手術に先立ち、さまざまな検査や綿密な術前処置が必要なのです。それらは、残存歯と欠損部の両方に対して実施していくことがポイントです。インプラント治療は、一つの口腔内にバランスよく行われることが大切なのです。インプラント手術を行う前に行わなくてはならないことが、おもに二つあるとされています。一つは歯周病の処置です。これは、歯周病を引き起こす細菌がインプラント周囲炎を引き起こすため、残存歯の歯周病を徹底して行う必要があるのです。もう一つは、咬合的処置です。インプラント治療は歯のない箇所に歯を作り上げることができる治療法ですから、的確な咬み合わせを取り戻す治療法ともいえます。したがって、インプラント手術の前には、咬み合わせの治療もきちんと行わなければなりません。